2008年12月27日土曜日

宛名職人Ver.15

私のMacに入っている国産のアプリケーションは4つだけです。毎回必ずアップグレードしているATOKとJeditとIllustratorの定番プラグインFILTERiT、そして宛名職人です。その宛名職人をバージョンアップしました。Ver.14を購入した時に、Ver.15への無料アップグレードが付いていたので無料で新バージョンが送られてきました。このソフトは登場してもう10年以上になるらしいです。今回のバージョンアップは、Universal Binary化してOSX専用になったようです。

宛名職人を使っている理由は単純に封筒の宛名印刷と年賀状の宛名印刷です。年賀状の裏面は毎年同じ印刷屋さんに頼んでいるので宛名面のみで使っています。別に宛名印刷専用のソフトが絶対必要という訳ではなく、ワープロやデータベースソフトを使えばよいのですが、なりゆきでこのソフトを長く使っています。
Windowsでは多くの年賀状ソフトがありますが、Macでは選択肢がありませんよね。

ところで、Ver.15ですが、はっきり言って使いにくいです。というかUIが独特すぎて使い方がよく分かりません。住所録のレコードを複製するという簡単な操作すら、どうしたらいいのだかしばらく悩んでしまいました。機能的にも奇妙と思えるところがいくつかあります。例えば「前バージョンで作ったデザインが読み込めない」「住所録データの検索機能がVer.14より低下、(たとえばで前年に年賀状を出したか、あるいは相手が喪中だった人を検索すると言う事が出来ないなど年賀状作成ソフトとしては致命的)」「デザインを選択する画面に自分で作ったデザインが表示されず選択することが出来ない」「封筒の宛名デザインで罫線を入れたいと思っても入れることが出来ない」などなど。

年賀状を書くときには、「前の年に年賀状を出したかどうか」「前の年に年賀状を受け取った人」「前の年に喪中で年賀状を出さなかった人」などの情報が重要なはずですが、その重要な履歴をVer.14から引き継げないということはとても奇妙な感じです。
このことは長年宛名職人を開発してきたアジェンダさんも分かっていたはず。開発が間に合わなかったのかもしれません。暑中見舞いを出す時期までにアップデートで対応するとかしてもらわないと。

私としてはVer.14の方が良かったです。(前バージョンもUIは独特でしたが慣れていたのでまだ使えました)今年の年賀状はVer.14で印刷しました。
でもこのソフトは、このバージョンを初めて買ってお手軽に年賀状を作りたいという人にはお勧めできると思います。旧バージョンのデータ自体持っていない訳ですから、Ver.14のデータを引き継げないとしても何も問題ありませんから。


アジェンダさんには、本当に頑張って欲しいです。

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