2009年1月1日木曜日

Bind for weblife 2

国産のWebサイトオーサリングツールです。デジタルステージというユニークで楽しいソフトを作っている会社のものです。私のMacにはインストールしていませんが、話題になってることもあり、どんなものかとしばらく使ってみました。Ver.2となって多くの新機能が搭載され、よりデザイン性・カスタマイズ性が高くなっているようです。

テンプレートは、10カテゴリーで各カテゴリーに色違いがいくつかあるようでした。色違いを別のテンプレートだと考えればテンプレートの数は多いと言えますが。。。。。RapidWeaverならばテーマの色違いは1つのテーマとして考えますよ。RapidWeaverで色の変更はあとからプロパティで簡単に変更できるのですが、Bindはどうもそうではないようです。
そもそも、Bindでは出来上がったサイトのデザインを後から変更(テンプレートを変更)することが出来ないようなのですが、それって今となっては必要な機能ではないでしょうかね。特にプライベートのサイトなら気分でサイトのデザインを変更したいと思いますよね。実際、ブログを運営している人達は頻繁にデザインを変えている人が多くいます。そういうニーズにBind2は答えていないのは残念です。RapidWeaverやSandvoxなら当たり前に出来るんですけどねえ。

それから気になったのはブログ作成機能が無い。自分のサイトにブログを置きたいというニーズは多いはずなのですが。。。。ブログはココログとかライブドアとかを使いなさいということでしょうか。

それから私だけかもしれませんが、Ver.2のUIはちょっと使いにくいかなと感じました。テンプレートを選択する際のアニメーションなど煩わしいです。サムネールをクリックして選択するだけでいいと思うのですが。。。。

一番の不満は値段じゃないですかね。この機能でこの金額はあり得ないほど高いと思うのは私だけでしょうか。豪華なパッケージはいらないからその分、何千円か安くしたらいいと思います。それでも相当高いと思いますが。。。
私としては、機能、拡張性、デザインのカスタマイズ性、完成したサイトのできばえなどを比較してもRapidWeaverの方が上かと思います。それで価格がRapidWeaverの倍以上します。

ソフトウエアでも国内オンリーの製品は、ワールドワイドに展開し大量に販売することによって価格を安く出来る製品に対抗するのは無理なのかもしれません。それは理解できます。でもそれなら世界で売ればいいじゃんとも思うんですよ。いいソフトなら世界中で売れるはずだし、流通経路の問題ならばオンラインウエアでいいじゃないですか。
日本の携帯がガラパゴスだとか言われていますが、ソフトウエア業界は全体がガラパゴスではないかと思います。日本製で世界中で使われているソフトウエアがなぜこんなにも少ないのか。。。そして国内専用だから高くてもいいんだという考えだと、ますます海外のソフトに負けていくだけだと思うのですがどうでしょうか。

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